マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2020 WEST VOL.2

おめでとうございます。私も昔高校ダンス部入ってて、こうやってダンスコンテストに皆んなみたいに挑戦してきたので、この場の雰囲気もめっちゃ分かるし、勝ったときのこういう嬉しい気持ちもめちゃくちゃ分かるんで、恐縮なんですけれども私の方から総評という形でさせていただければなと思います。
そうですね、青春を感じたのと昔から一緒に戦ってきた高校が今も出てて、先輩から培ってきたものの素晴らしさというかなんか時の流れというか時代が流れていて、こんな大きい会場でできるとこじゃなかったので、すっごい大きいホールで皆んなが汗水、涙流して戦っているのを見ると感慨深いというかとてもいい環境になったなと改めて思いました。
それで、ダンスの部分としては、私もイントラで出したりとか大人数の構成やらせてもらったりとかダンス部でプレイヤーとしてやってきて感じたのは、どうしても勝ち負けは出てしまうから勝ちたいんだよねどうしても。だから勝つためにはどうしたら良いんだとか、前勝った人の振りはどうしたらいいかとか、見ちゃうんですよね勝った部分とか。勝つことにこだわりすぎてなんか一緒になっちゃうんですよね。というのが、何回かジャッジさせてもらったことあるんですけど、似てるテーマがとても多いなって正直感じてしまって。大人数だったら三角形でとか、三角形で後ろから出てきてカノンがあってとか。読めちゃうというか、私の中で「次こう来るだろうな」「衣装チェンジ絶対あるんだろうな」とか読めてくるのがちょっともったいないかなっていうのがあって、先輩から引き継いだものはとても大切にしたらいいと思うんですけど、もっと今の自分たちができることっていうのがもっともっとあると思うんですね。もっとそれに自信を持つというのと、あとコーチの先生もいらっしゃると思うので、その方が考えてくださって努力しもらってっていうのもあると思うんですけど。ただ、生徒たちも踊るだけじゃなくてとかコーチの先生も色んな思いで作ってると思うんですけど、そこにしっかりお互い共有し合うというか、もちろん生徒さんたちの中で作品作ってるところもあると思うんですけど、皆んなでとにかく私達のダンスを楽しんで見てもらうにはどうしたら良いのかっていうのを根本に考えてほしいなってすごく思いました。私もダンスが好きで好きでここまでやってこれたので、勝つためにはどうしたらいいかっていうのは1回絶対考えちゃうし、嫌いになっちゃう時が来るので、もちろん勝ち負けが出るから、勝ったら嬉しいし負けたら悔しいから皆んな負けたくないのはめちゃくちゃ分かるけど。色んな所に出たいと思うんですよ。ここに来るにはどうしたら良いんだとか、皆んなでめちゃくちゃ話し合ったりとかしてる思うんです。だから勝つために感じ合って、いろんな人が。勝つためにこうしたら絶対に行けるとか。ただ答え無いんで、自分たちでここを追求してほしいなってすごい思いました。答えここにあるからそこに向かってドンっていうのがとても感じちゃって、私自身が。ここが答えじゃないなって自分が経験してきて。いろんな方の思いもあると思うんですけれども、私が勝手に言ってることなんですけども、そこを感じたので、皆んなで自分たちの良さを見せるにはどうしたら良いのか、コーチの先生が考えたことをどれだけ自分が共有できるかっていうのをもっともっと話し合って、新しいものじゃないですけども、皆んなだけのダンスを作っていってほしいなって、それでどんどんダンスが盛り上がっていければなっていうのをとても思いました。ありがとうございました！